一般社団法人 運転従事者脳MRI健診支援機構 Driver's Brain Scan Center

働きやすい職場認証制度
脳MRI健診とは? 「未破裂脳動脈瘤」の発見に特化した新しい脳のスクリーニング検査です

MRIを活用した高度医療とスペシャリストたちの
的確な診断がドライバーの命を守ります

「脳MRI健診」は、脳神経外科医、神経内科医など脳と神経のスペシャリストをはじめ、画像診断専門医、MRI装置を操作する技師の方々から頂いたご意見・ご助言にもとづいた、脳のスクリーニング検査です。
この健診では、MRA画像による未破裂脳動脈瘤(くも膜下出血の原因)の有無、併せてT2強調画像によりその他の疾患(脳梗塞・脳腫瘍など)の有無を調べます。
診断は当機構提携医療機関の専門医がおこないます。
疾患が発見された運転従事者の方に対しては、経過観察から治療まで、(脳MRI健診を実施された)運転事業者と連携して、フォローいたします

MRI機材イメージ

MRAとMRI

  • MRA検査

    Magnetic Resonance Angiography
    磁気共鳴血管画像

    MRAイメージ
    サンプル画像
  • おもに、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤発見など、脳血管障害の発見に用いられます。脳血管のみを立体的に抽出する検査で、血管の様子がわかる立体画像を表示することが可能です。血管の狭窄や、梗塞による血流異常、脳動脈瘤の有無などを診断します。
  • MRI検査

    Magnetic Resonance Imaging
    磁気共鳴断層画像

    MRIイメージ
    サンプル画像
  • おもに、脳腫瘍、脳梗塞などの発見に役立ちます。頭蓋骨の影響を受けずに脳内を診断することができ、全方位的に、脳腫瘍、脳梗塞などの病変の場所、形や広がりを特定できます。

未破裂脳動脈瘤とは

脳動脈壁が部分的に瘤状に膨らみ、破裂しないままの状態であることをいいます。破裂すると、くも膜下出血(破裂動脈瘤)を起こし致死的な症状を発症する危険な血管障害です。人口10万人あたり年間15~20人と言われ、発症年齢は40~60代が最も多くなっています。この脳動脈瘤破裂は、破裂するまで無症状の場合が多く神経症状の警告サインだけでは予測しにくいことが特徴です。

未破裂脳動脈留イメージ
サンプル画像