一般社団法人 運転従事者脳MRI健診支援機構 Driver's Brain Scan Center

当機構について 脳 MRI 健診による運転従事者の脳疾患予知・予防の推進活動を通じて健康起因による事故の撲滅に寄与します

設立趣意書

トラックやバス、タクシー、ハイヤー等、自動車を使った人的及び物的資源の輸送に携わる運転従事者が我が国の運輸事業と物流を支えています。自動車運送事業は、利用者の生命、財産を預かる為、本人のみならず一旦事故が起こると大惨事になるおそれがあり、その安全確保は極めて重要です。
しかし運転従事者は、運行計画、荷主や利用者の要請等に合わせて、泊まり勤務、早朝勤務、長時間勤務等により、不規則な生活、勤務形態となりやすい傾向にあり、ストレスともあいまって、事故を起こす危険性が高くなります。労働安全衛生法をはじめとする各種法令や省令、ガイドラインによって、健康診断や産業医との面談、生活習慣の改善指導など、運転従事者の健康を手助けする取り組みが行われていますが、国土交通省の統計によると、平成24年度中の事業用自動車による重大な交通事故のうち、1年間で143件が運転者の健康に起因する事故で、その3分の1強は「脳疾患」が原因となっています。従って、脳疾患に対する予知予防対策を構築することが急務です。
そんな中、皆様もご存知かと思いますが平成26年8月26日にはNHK総合「クローズアップ現代」にて「突然バスが暴走~見過ごされる運転手のリスク~」が放送されました。バスにスポットを当て、平均年齢50歳近くと他の産業と比べて極端に進む“運転手の超高齢化”と“健康リスクの増大”、さらにNHKが独自に入手した事故報告書の分析による、運転手の健康管理をめぐる課題等をテーマにレポートがあり、どうすれば事故を回避できるかを専門家と共に考える内容で、ビデオリサーチの調査では関東地区にて8.6%の高視聴率を記録しました。
一方で、我が国は世界有数のMRI保有国です。大病院から個人経営の医院に至るまで、全国に7,000台近いMRIが設置されています。MRIを用いた検査によって人体の健康状態、特に脳及び脳の血管の状態を詳細に確認することができます。
「一般社団法人 運転従事者脳MRI健診支援機構」は、MRIを使った脳の検査を運転従事者に対して受け入れやすい価格で施行することによって、運転従事者の脳疾患による突然死と、それによって引き起こされる交通事故を未然に防ぐと共に、自動車運送事業に関わる企業団体が負いかねない、重大事故による社会的責任と経済的リスクを軽減すると同時に、脳も含めた健康と交通安全についての意識改革を進めることで、我が国の安全な自動車輸送事業推進に貢献したいと考えています。同時に、我が国がMRIという高度医療機器の世界有数の保有国であるという特性を活かし、運転従事者に対する脳のMRI検査を普及させることによって高度医療の恩恵を広めることが、我が国が名実共に高度医療先進国として安心した車社会実現の支えになるのではないかと考えています。
つきましては、この「一般社団法人 運転従事者脳MRI健診支援機構」設立趣旨にご賛同頂き、運転従事者の脳疾患による突然の意識障害によって引き起こされる交通事故を未然に防ぐと共に、自動車運送事業に関わる企業団体の重大事故による社会的責任と経済的リスクを軽減すると同時に、脳も含めた健康と交通安全についての意識改革の実現に向けての支援・普及活動に対してご支援賜りますようお願い申し上げます。併せて、医療に於ける社会・環境医学への皆様方のご参加も厚く要請したく存じます。

代表理事 水町重範
  • 事業目的

  • この法人は、脳 MRI 健診による運転従事者の脳疾患予知・予防の推進活動を
    通じて、健康起因による事故の撲滅に寄与することを目的とする。
  • 事業内容

  • (1)  脳 MRI 健診に関する啓発活動(勉強会、セミナーなど)
  • (2)  脳 MRI 健診に関するガイドラインの策定
  • (3)  脳 MRI 健診に関する管理監督
  • (4)  脳 MRI 健診に関する研究
  • (5)  医療機関の認定
  • (6)  健診済マークの交付
  • (7)  その他この法人の目的を達成するために必要な事業
  • 概要

  • 一般社団法人 運転従事者脳MRI健診支援機構
  • 住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-23
       東京貨物運送健康保険組合会館4F
  • TEL:03(6274)8555
  • FAX:03(6274)8556